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あなたはご自分の足のサイズを測ったことがありますか?

 
       あなたのサイズは何センチですか?
      今、あなたが自分のサイズだと思っているのは、実際に足を測った
      ものではなくて、いつも履いている靴のサイズからそう思い込んで
      いるのだと思います。


       このように、靴から覚えこまされたサイズを<自称サイズ>とい
      います。この自称サイズに対して、実際に足を測ってみると、ある
      専門家の調査では、それより小さい人が男性で71.5%、女性で78.4%
      もいたそうです。


       どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
      それには色々な問題がありますが、寸法だけに限って考えると、多
      くの場合靴は足囲(親指と小指の付け根部分をとりまく長さ)すなわ
      ち太さで履く、ということが挙げられます。


        足長(かかとから一番長い指先までの長さ)が合っていても足囲
      (太さ)が合わないと靴は履けません。


       例えば男性で、足長が25センチで足囲が靴の4E(261ミリ)に
      相当する人は、25の3E(足囲255ミリ)の靴は小さくて履けない
      わけです。


       それなら25の4Eの靴を求めれば良いのですが、そのデザイン
      の靴は3Eの太さしか作られていないとしたら、2サイズ大きい26
      の3E(足囲261ミリ)の靴を求めなければ履けないことになるの
      です。
      (足長、足囲のサイズ表を参考にして下さい)男子用  女子用


       つまり、靴は足囲で履かれるにもかかわらず、現状では一つのデ
      ザインに対して足囲の種類が少ないために、靴に足を合わせるとい
      う妥協をくり返して、自分の足を実際より大きいと思い込んでしまう
      からです。


       こうしたことからも、ご自分の足を実際に測ってみられることをお
      勧めします。 足のサイズの測り方として、

      1、紙に両足をペンでなぞって形を取る。

      2、一番長い指(親指か人さし指)から、かかとまでの長さを測る(足長)

      3、親指の付け根と小指の付け根の回りの長さをメジャーで測る(足囲)

       4、甲まわりの一番高いところをメジャーで測る。(甲まわり)


         靴を選ぶときは、爪先に10ミリ以上の余裕が必要ですから、実寸
      よりも少し大きめのサイズにすることは言うまでもありません。
      とにかく、店頭で必ず両足に履いてみて、店内を歩いてみることです。       


       簡単なチェック方法として、

      1、爪先のゆとりが10ミリ以上あるか

      2、横幅は合っているか

      3、甲が圧迫されたり食い込まないか

      4、外くるぶしに当たったりしないか

      5、かかとが余らないか、食い込まないか


        これらを第三者(店員など)と一緒にチェックするのです。
      時間をかけてじっくり選ぶことをお勧めします。

       


必要以上にサイズにこだわっていませんか?

 
 前の項で、さんざんサイズについて説明したのに、今度はサイズ
こだわるなとはどういうことかと思われるでしょう。


 自分の実寸 サイズを知っておくことはとても大事です。しかし、そ
れは靴を選 ぶときに参考にする程度でいいのです。 


 靴のサイズは表示法の統一は出来ても、メーカーによって靴の元
型である<靴型>はそれぞれ違いますし、例え同じ靴型を使っても
デザインや材料が違うとサイズも違ってきます。


 とにかく両足に履いてみないと分からないのです。ちゃんと靴合
わせをして、よく合っているにもかかわらず、「この靴は私のサイズ
とは違う」とその靴を買うことを拒否する人が少なからずいます。


 これ程ではなくても、「私はいつも25のサイズを履いているんだ
けど・・・」と疑問を持たれる方は多いと思いますが、疑問を持つこ
と自体がそもそもサイズにこだわっている証拠です。


    靴のサイズとは、自分の足に近い靴を探す手段としての<記号>
ぐらいに思ってちょうどいいのです。あなたの足が実際に測ってみて
25センチだとして、26と表示された靴が合ったとしても何の不思議
もないし、合えばサイズがなんと表示してあろうと、それでいいのです。


 サイズにこだわるの必要はありません。靴は必ず両足に履き、店
内を少し歩いてみて、合っているものを買えばいいのです。



とにかく柔らかくて軽い靴がいい靴だと思っていませんか?


      確かに天然皮革で柔らかい素材は高級な靴に使われています。
     しかし、外反拇指やタコ、ウオノメなど足のトラブルを抱えている
     人には、柔らか過ぎる靴は余りお勧め出来ません。


      素材が柔らかいと足の変形などを助長させる可能性があるからで
     す。逆にある程度の硬さがあるほうが足にトラブルのある人にはい
     いのです。勿論、痛くない程度にですけど。


      それに、軽ければ軽い程いい靴だと思われている方も多いようで
     す。確かに靴の重さ軽さは選び方の一つのポイントです。しかし、
     その場合何を基準にしているかが問題です。筋力の強さ、体重など
     によって靴の重さが与える影響は違ってきますし、どんな時に履く
     かというTPOによっても違ってきます。


      それから、靴を手のひらに乗せて目方を量っている方もいます。
     この場合も手に持ってみて重く感じても履いて足にフィットしてい
     れば、重さはそれ程気にならないものです。即ち、靴は手に持って
     の重さではないのです。


      ある程度の重さがある靴には必要部分に色々なパーツが入り、安
     定感、クッション性などを持たせています。そのような仕立ての良い
     靴ほど値段も高くなります。靴に関しては安くて良い靴はありませ
     ん。高い靴はそれだけ時間と製造費がかかっていると考えて下さい。
     


      特に足のトラブルがある人は、店員の「この靴は柔らかくて軽いで
     すから、とても履きやすいですよ。」というこの手のセールストーク
     にはくれぐれも惑わされないようにして下さい。



窮屈な靴は嫌いだからと緩めの靴ばかり履いていませんか?


        私の実店舗にご来店されるお客様の9割以上の方が、ご自分のサ
      イズより大きい靴を履かれています。中でも、女性の方にそれが顕
      著に表れています。


       昔は今の様なウォーキングタイプの靴など女性物ではほとんどあり
      ませんでしたし、パンプス系が多かったために窮屈な靴を長年履かさ
      れ、足を痛めつけられていたので、「少し大きい位が楽でいい」と思い
      込んでしまっています。


       特に足長(かかとから一番長い指先までの長さ)が長い靴を履いて
      かかとが余っている方を多く見かけます。これは自分では中々分かり
      にくいので、第三者から見て頂いた方が良いのです。


       それに、購入した時はサイズがピッタリだったのに、革が伸びて少
      し緩くなったとか、体重が減ったり年齢を重ねるごとに足のサイズが
      小さくなった例もあります。その時点で中敷きなどで調整すれば良い
      のですが、ほとんどの方はそのままにされています。


       指先に10ミリから20ミリ位の余裕がなく、指先が靴に当たるもの
      や横幅がきつくて痛む様な靴は足を変形させる原因になりますから
      勿論良くありません。しかし、大きめの靴を履くことも足にとって良く
      ないことなのです。


       大きめの靴を履いていると抜けそうになるので、どうしても指先に力
      が入って踏ん張ってしまいます。それが指先の裏や付け根部分にマメ
      やタコが出来る原因にもなるのです。


       またかかとが抜けそうになるので、つっかけで足を引きずって歩く状
      態になり、靴が重く感じて疲れやすくなります。これでは、かかとから
      着地して爪先で蹴るという「あおり運動」が出来ずに正しい歩行が行わ
      れません。


       店頭では必ず両足に履いてみて、店内を歩いて下さい。そして、店
      員さんに足に合っているかどうかをチェックしてもらうのです。店頭で
      は合っていたつもりでも、外で履いてみると横幅がきつかったり、少し
      大きくて歩きにくい場合も良くあります。


        1、2回履いただけで、後はゲタ箱の中にしまい込んだままという経
      験もほとんどの方があるのではないでしょうか?


       ですから、店頭での靴選びは特に慎重に時間をかけてするべきで
      す。しかし、実際に外で履いてみないと分からない・・・ということも認
      識しておいて下さい。それだけ靴合わせというのは難しいし、奥の深
      いものなのです。



中敷きや詰物などで微調整することは良くないことだと思っていませんか?


       初めに断っておきますが、詰物とはサイズが大きいからといって
      爪先にストッキングを丸めて入れることではありません。これは今
      でもご年配の女性の方に見られますが、爪先にストッキングを入れ
      るなど、もってのほかです。


       前にもお話したように、爪先には10ミリから20ミリくらいの捨て寸
      (余裕)が必要ですので、これでは足の指先を痛めることになります。
      サイズが少し大きいときは、全体の中敷きや爪先だけの中敷きなど
      で下から持ち上げて調整するのが基本です。


       ここでの詰物とは、爪先だけの中敷きや中足骨パッド、アーチサ
      ポート、かかとの部分の靴ずれを防ぐものなどを指します。


       私の実店舗では、例えば23センチという自己申告の女性のお客
      様が何足か試し履きされて少し大きかったり、小さかったりするの
      であきらめて帰られる方も多くいらっしゃいます。「少しかかとが抜
      けそうですので、調整しましょうか?」と申し上げても、「中に何か入
      れるくらいだったら結構です。」と断る方も少なくありません。
      

       理想としては、何も調整しなくても足にピッタリ合う靴があれば言
      うことはないでしょう。しかし、現実としてはその方がはるかに難し
      いことなのです。


       日本の靴サイズ方式は、出来上がった靴に合う足のサイズを表
      示する「フットサイズ」ですので、23センチと表示しているからとい
      って23センチ全ての人に合う訳ではありません。メーカーによって
      靴の原型となる「靴型」も違いますし、デザインや材料によってもサ
      イズが違ってきます。


       その上、同じ23センチの足でも平べったい足、甲高の足、丸まる
      とした肉付きのいい足、あるいは骨張った足など様々な形や質があ
      るのです。この様なことからも、既製靴で微調整なしに自分の足に合
      った靴を探すのはとても難しいことだとお分かり頂けたでしょうか?


       勿論、最初は調整なしでもピッタリ合う靴を探すのは言うまでもあ
      りません。それから気に入ったデザインで少し大きいくらいのときに
      微調整するのです。この調整にも限度がありますので、あまりにも大
      きくてブカブカだったり、小さ過ぎる靴では出来ませんのでご注意下
      さい。


       革靴の場合は特に買ったときは丁度良くても、何回か履いているう
      ちに多少緩んでくることもありますので、そのときは微調整が必要に
      なるのです。これらは自分でするのではなく、信頼出来る靴屋さんで
      やってもらうことです。


    

なわた履物店 縄田真照
〒820−0042 福岡県飯塚市本町11−23
TEL 0948−22−0684
FAX 0948−22−0970
E−MAIL:sinsikutu@daishoukututen.com

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